理事長挨拶

 

新たな時代に向かって

日本サーフィン連盟は、多くの先輩方のお力により今年で52周年を迎えることができました。そして、全国約1200チームのリーダーの皆さん、13000人の会員の皆さん、全国70支部の支部長の皆様の日々の積み重ねがあってこそ、今日があると実感しております。皆様には心より感謝と敬意を申し上げます。

 

 

ここ数年で、サーフィンを取り巻く環境は大きく変わってきました。

アジアビーチゲームスへの参加に始まり、国体のデモンストレーション競技としての開催、日本オリンピック委員会への承認団体、2020東京オリンピック追加種目の決定。そして、日本オリンピック委員会への正加盟決定と、年を追うごとにスポーツとしての社会的地位も向上いたしました。さらに今後、日本体育協会の加入、公益法人化へと向かい、サーフィンがスポーツとしてより多くの方から注目させることを念頭に置かなければなりません。サーフィンの社会的地位をより一層向上させるために、現在抱える課題へ正面から向き合い、3年、5年、10年先にあるべき姿を目指して改革を実行し、将来ある連盟の発展に向かって参ります。

 

 

理念 We are surf fan

 これまで、日本サーフィン界の先輩方が育て守ってきた価値観や美意識、またサーフィンそのものが持つ力を単にサーフィン界だけではなく、日本社会及びアジアや世界に向けて発信し、役立てることで社会との共生とサーフィンの価値そのものを飛躍的に広げるという日本サーフィンの新しい方向性と思いを込めています。より多くの方にサーフィンの魅力を伝えて、サポーターの増加、ファン層の拡大を目指し、トップアスリートからファン層までが「サーフファン」としてサーフィンに注目する社会を作っていくこと。

 

 

Vision サーフファンを国内外に増大させ、日本サーフィンの国際力を高める。

 これらを実現することにより、単にサーフィン界の発展だけではなく、スポーツ全体また、社会貢献や生涯学習、国際社会への貢献も目指します。

 

 

Mission     責務として、社会やファンに向けて何をするか。

レジャーや競技スポーツとしてだけではなく、学校教育、体験学習、クラブ活動、健康増進、生涯スポーツとして普及発展に努める。また、プレイするだけではなく見るスポーツとしてサーフィンのイメージや価値を伝えること。

 

 

三本柱を中心に活動

 本年度も2015年から掲げている底辺拡大、選手の強化、社会貢献活動の三本柱を中心に活動して参ります。底辺拡大、「ルール・マナーブック」の無料配布やNSA 公認スクールの実施、公的サーフィンスクールの支援、UMI 協議会への参加などを行い、スポーツとしてサーフィンが健全に発展していくことを望みます。 選手の強化としては、強化合宿を実施、国際大会への派遣、強化指定選手への参加費等のサポート、世界レベルのジャッジ、コーチ、選手の育成のための講習の実施を行って参ります。社会貢献活動は毎年行っている「NSAサーファーズビーチクリーンアクト」を行います。また、今年より全国ビーチクリーンウィークを7月に行う予定でおります。安全普及活動やアジアに向けた貢献プログラムを通して、より意義のある社会貢献
活動を実施して参ります。

 

 

ここ数年は、スポーツ界全体がオリンピックに向けて、今まで以上のスピードで改革されることと思います。

9月には宮崎県日向市にて、ISA World Junior Surfing Championshipが開催されます。本連盟は2020年の東京オリンピックでのサーフィン競技開催に向けて、最大のチャンスと捉え、活動を続けて参ります。サーフィンがスポーツとしてさらに認めら
れることで教育現場への普及、地域スポーツ活動、スポーツ少年団、クラブチームなど、多角的なサーフ教室ができることでしょう。また、プロサーファーやトップアマチュアサーファーは指導者として活躍の場を広げることとなるでしょう。社会から注目されることで、アスリートとしてのコンプライアンス厳守を求められています。本連盟は昨年から日本アンチドーピング機構や日本スポーツ仲裁機構に加盟いたしました。役員をはじめ、会員の皆様への指導も行って参ります。 サーフィンを通じて海の素晴らしさを伝え、日本全国の海岸で楽しい声が聞こえる元気な海になるよう、強い決意を持って活動を続けて参ります。皆様には今後ともご理解、ご協力をいただけますようお願いいたしまして私の挨拶とさせていただきます。

 
一般社団法人日本サーフィン連盟

理事長  酒井厚志                                    2017年4月吉日

 

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