U16Girls 池田美来 Grand Final PHOTO: ISA / Mike Rodriguez
世界ジュニア選手権@エルサルバドル(6月5日ファイナルデイ)
最終日は基本レフトの波がメインとなるラ・ボカーナのメインポディウムで行われた。
残すは各クラスのメインファイナル、リパファイナル、グランドファイナルの3試合のみとなり、
メインファイナルの1,2位の選手がグランドファイナルへ、
3,4位の選手はリパファイナルのに行きそこで勝ち上がった選手がグランドファイナルへ進出する。
波乗りジャパン日本代表選手は
U18 ガールズ中塩選手、U16ボーイス渡邉選手、U16ガールズ池田選手がファイナルデイまで勝ち上がっている。
まずはU16 ボーイズ渡邉選手がスタート。
昨日までの好調さとは裏腹に緊張から良い波とポジションに苦しみアベレージライドが続く。
他の3選手はグットライドを2本揃えHans(スペイン)、Inigo(フランス)がグランドファイナルへ進み、
渡邉選手はリパファイナルへ降格した。
リパファイナルでは開始早々インターフェアをおかし、
その後3発のリエントリーからチューブもメイクし9.33ptのハイスコアをメイクした。
インターフェアをおかしながらも終盤までリードしていたものの
ヒート終盤にLuke(ハワイ)が7.93を出し逆転され渡邉選手はグランドファイナルへは進めず5位で終了した。
U16Boys 渡邉壱孔 REPECHAGE ROUND 10 PHOTO: ISA / Sean Evans
U16ガールズ池田選手は開始早々良い波を掴み相手にプレッシャーを与え続け2位で見事グランドファイナルへ。
グランドファイナルでは良い波が掴めず3位でフィニッシュ。
初めての世界ジュニア選手権で高い技術と勝負強さを発揮した。今回の波乗りジャパンでは唯一表彰台に上がった。
U16Girls 池田美来 Grand Final PHOTO: ISA / Mike Rodriguez
U18ガールズ中塩選手はセットの波を掴めずリパファイナルへ。
リパファイナルでは果敢に攻めたものの全員がグット以上のスコアを出すなどレベルの高い戦いとなり4位で敗退した。
中塩選手は過去の世界ジュニア選手権で9位、13位、9位と表彰台まであと一歩だったが今回も6位フィニッシュとなる残念ながら表彰台を逃した。
U18Girls 中塩佳那 REPECHAGE ROUND 10 PHOTO: ISA / Mike Rodriguez
コロナの影響も受け、選手たちは海外遠征が出来なかったこの2年間は世界との大きな差をもたらし、
体力、戦略、メンタル、試合前の準備など日本選手の大きな課題が見つかった大会となったが、
一番重要なのは日本チームが最多の3度のインターフェアーをおかした事。
世界のルールを理解し日本国内の大会での統一化を図り、選手や関係者が理解する事が重要だと感じた。
ファイナルデイでの結果を受け、日本チームは国別順位は6位、2017年以来の国別メダルの獲得が出来なかった。
U16Girls 池田美来 CLOSING CEREMONY PHOTO: ISA / Mike Rodriguez
時差があるにも関わらず、多くの応援により選手たちは最後まで戦うことが出来ました。
9日間に渡り、多くの声援とサポートなどなど誠にありがとうございました!
今後とも波乗りジャパンを宜しくお願い致します!
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