“ゼロからイチ”を生み出す、NSA独自のサーフィン体験メソッド
「サーフィンは難しい」を、最高の「できた!」に変える。
公益社団法人日本サーフィン連盟(NSA)は、子どもたちにサーフィンの楽しさを安全に届けるため、プールと体育館を活用した独自の教育プログラムを展開しています。
この取り組みは、スポーツの枠を超えた深い価値を持っています。「できた!」という成功体験、自分の身体を感じる力、挑戦する勇気、そして仲間と笑い合う時間を生み出す、まったく新しい“身体感覚の教育”です。

なぜ、海ではなく「プール」なのか?
従来の海でのサーフィン体験には、いくつかのハードルがありました。
• 「海が怖い」という不安
• 「波に押される」ことへの抵抗感
• 「ボードに一度も立てずに諦めてしまう」という挫折
そこでNSA教育委員会は、「まずは安全で安心な環境で、最高の一歩となる“立てた!”を経験してほしい」という想いから、プールを活用したステップアップ型のサーフィン教育をスタートしました。
レジェンドの哲学を受け継いだ「教えない教育」
本プログラムの原点には、NSA第4回全日本サーフィン選手権メンクラスの優勝者であり、日本初の通年型ビーチコミュニティ「ビーチクラブ」を全国展開するなど、競技と普及の両面で日本サーフィン界のレジェンドである「ドジ井坂」こと井坂 啓美(ひろみ)氏の存在があります。井坂氏は、「どうすれば人はサーフィンを楽しめるのか」を70年以上にわたり追求し続けた人物です。
NSA教育委員長はその深い哲学を受け継ぎ、次のような独自の教育メソッドとして体系化しました。
• 難しい専門用語を使わない
• 子どもが感覚で理解できる
• 楽しみながら、自然と身体を使える
あえて「教え込まない」ことで、子どもたちは自ら身体を動かし、自分の力で「できる!」を発見していきます。
笑顔が生まれる!プログラムのステップ(体育館 ➔ プール)
いきなり水には入りません。体育館で段階的に身体の動かし方を覚えるため、運動が苦手な子どもでも安心してステップアップできます。
・ステップ
・練習内容
・育まれる力・効果
| ステップ | 練習内容 | 育まれる力・効果 |
|---|---|---|
| ① 自分の身体を知る | 砂の入った不安定なボールの上を歩きます。 | 遊び感覚の中で、足裏の感覚、重心移動、バランス感覚が自然と磨かれます。 |
| ② 重心を知る | 棒の上に足を乗せてしゃがむ練習をします。 | どこに重心を置けば転ばないかを体感し、現代の子どもに不足しがちな「身体認知」を育てます。 |
| ③ 立てる位置を理解する | ◯×マットを使い、足を置く位置を確認します。 | 「教わる」のではなく、どこに立つと安定するかを「自分で気づく」ことを重視します。 |
| ④ 立ち上がる動きを覚える | 床の上で四つん這いから立ち上がる(テイクオフ)練習をします。 | 手の位置や足の運び、身体の連動性を少しずつ身体に染み込ませます。 |
| ⑤ ボードを体感する | 箱の上に設置した不安定なボードに実際に乗ります。 | 姿勢やバランスを体感。最初は怖がっていた子どもたちにも、ここで笑顔が戻ります。 |
※上記表は横にスライドしてご確認いただけます。

── そして、いよいよプールへ!
体育館で身体感覚をしっかり掴んだ後、水の上に浮かぶボードへと挑戦します。
その瞬間、あちこちから「立てた!」という歓声と、最高の笑顔が弾けます。これは単なるスポーツ体験の枠を超えた、子どもたちが“自分を超えた瞬間”です。

サーフィンを通じて、私たちが未来へ届けたいもの
NSAがこのプログラムを通じて届けたいのは、単なる競技力の向上だけではありません。
• 一歩を踏み出す「挑戦する気持ち」
• 「できた!」から生まれる「自信」
• 一生の財産になる「豊かな身体感覚」
• かけがえのない「仲間とのつながり」
• 自然の不思議に触れる「地球への興味」
「ゼロからイチ」の価値を信じて
サーフィンは難しいスポーツです。しかし、「立てた」という最初の成功体験さえあれば、子どもたちはその先、自分の意思でどこまでも進んでいけるようになります。私たちは、その最初の“ゼロからイチ”の瞬間を生み出すことに、何よりも大きな価値があると考えています。
── NSA教育委員長・内海義彦
私たちの目指す未来
公益社団法人 日本サーフィン連盟(NSA)は、サーフィンという素晴らしいスポーツを通じて、以下の社会貢献活動を推進しています。
- 子どもの健全な成長機会の創出
- 地域社会と豊かな海をつなぐコミュニティづくり
- スポーツ文化のさらなる普及と発展
本プログラムは、子どもたちの明るい未来をつくるための大切な一歩です。
関連コンテンツ・お問合せ
• プレスリリース:NSAプールを活用したサーフィン教育プログラムを確立
• イベントレポート:「“初めての体験” サーフィンスポーツチャレンジPresented by ENEOS」レポート
💡 学校関係者・自治体・企業の皆様へ
学校の授業への導入、地域イベントでの活用、または協賛や地域連携プログラムに関するご相談を受け付けております。プールを活用した新しい教育の試みに、ぜひご参加・ご協力ください。














































