【DAY8 (Final)】2022 ISA WORLD SURFING GAMES

PHOTO : ISA / Pablo Jimenez
2022ISA World Surfing Games Returning to Huntington Beach, USA
9月24日ファイナルデイ
波の間隔は少し長いものの、オフショアの素晴らしいコンディションで迎えたハンティントンビーチ。
個人優勝、国別団体メダル、オリンピック3枠目をかけてリパチャージセミファイナル、
ファイナル、メインラウンドファイナル、グランドファイナルが行われた。
波乗りジャパンはカノア選手のみとなったが、メインラウンドファイナル、そしてグランドファイナルに期待がかかる。
システムトラブルもあり競技がストップする場面が何回かあり、各選手のルーティーンが大きく変わる中、
カノア選手はメインラウンド7ではオープニングライドの1本目よりグットスコアをゲットしリードを奪ったまま
ラストライドでエクセレントスコアをゲットし終始リードのままグランドファイナルへ。
PHOTO : ISA / Pablo Jimenez
PHOTO : ISA / Pablo Franco
グランドファイナルでもオープニングライドからグットスコアをゲットし、
後半に向けさらに良いスコアを積み重ねていくお手本のようなゲームコントロールで、
リオ・和井田選手(インドネシア)の追い上げも届かず、日本人初の世界選手権優勝を飾った。
PHOTO : ISA / Sean Evans
この優勝と村上選手、上山選手全員の頑張りと波乗りジャパンのチーム力により、
男子は日本、女子はアメリカと2024フランスオリンピック大会の選考枠を1番初めに日本がゲットした。
残念ながら国別順位は5位、アロハカップは予選敗退とチーム全員でメダルの獲得は出来なかったものの、
波乗りジャパン及び世界が望んでいる重要な2024パリオリンピック3枠目の獲得、
そして2022世界選手権男子チャンピオンの快挙を得たことは、
カノア選手並びに波乗りジャパンの目標達成と共に大きな結果を残した事となった。
PHOTO : ISA / Ben Reed
カノア選手はWSLワールドツアーでは5位、世界選手権では優勝と2022も大きな飛躍となり、
2023は更なる活躍が期待できるであろう。
そして波乗りジャパンメンバーは、9月12日の合流からチームビルディングを行い、
ハンティントンビーチでの攻略法を磨き、更なる活躍が期待できるほど上達したと感じた。
この成長が選手たちの大きな活躍につながると期待している。
決勝翌日の早朝には(現地時間25日)、WSLが行うCS大会ポルトガルに向け選手は出発する。
次の活躍を期待するとともに、ハードなスケジュールの中転戦する選手にリスペクトをしたい。
PHOTO : ISA / Pablo Franco
現地には多くの日本チームサポーターも駆けつけて頂き、そして時差もある中、多くの日本の皆様の応援に力をもらいました。
この結果は選手の活躍はもちろん、多くの関係者及びスポンサー、協力者があってのことだと思っています。
選手を代表して皆様に改めて感謝を申し上げます。
PHOTO : NAMINORI JAPAN (NSA)
PHOTO : NAMINORI JAPAN (NSA)
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