ケガの防止、パフォーマンス向上のためのお勧めのストレッチ方法です。
動画1:パドル力を上げる
動画2:マニューバーの質を上げる
動画3:マニューバーへのスムーズな連動
動画制作:日本サーフィン連盟 アンチドーピング医科学委員会・強化委員会
ケガの防止、パフォーマンス向上のためのお勧めのストレッチ方法です。
動画1:パドル力を上げる
動画2:マニューバーの質を上げる
動画3:マニューバーへのスムーズな連動
動画制作:日本サーフィン連盟 アンチドーピング医科学委員会・強化委員会
自分の身を守るために注意しておきたいこと。
初心者の方はもちろんのこと、中・上級者の方も今一度確認しておきましょう。
●サーフィンのルール&マナー
●サーフィンを始める前に準備しよう!【海上保安庁 第三管区 作成動画】
https://youtu.be/g-J8QpnMAuA
●リップカレントってなに?【海上保安庁 第三管区 作成動画】
https://youtu.be/A0CffTCWlkw
●サーフィンの心得【海上保安庁ホームページ】
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/kainan/anzensuishin/marine-surfing.html
「海」の特性からみる危険についてと、もし万が一事故に遭遇した場合の対処法について確認!
海に入る時は、リーシュコードやカップ、カップとリーシュをつなぐヒモを確認し、新しいコードや波に合ったボードを使用する等の注意が必要です。
日本でも、アカエイや、カツオノエボシ等の毒を持った海の危険生物によるサーファーの被害が多数発生していますので注意して下さい。
重要
要救助者を発見し、その対応をする場合、絶対に一人で行わないでください。1名は通報にまわり、複数で要救助者に対応してください。そして、その対応に直接かかわらない 観察役の人もつけて下さい。初心者サーファーが流されていたり、溺水の状態等に遭遇した場合、救助は確かに大事ですが、あくまでも、自身が二次災害に巻き込まれないことがなによりも重要です。実務の水難救助は、海上保安官や消防官が行います。我々は、その事故に対する初動対応を出来る範囲で行う事を充分に理解してください。以下に挙げる各種の手法は、基本的には訓練が必要です。知っていると出来るとでは大きな違いがありますので、あくまでも出来る範囲で対応いただくよう重ねてお願い致します。
CASE① 意識のある要救助者
まず、要救助者に接近した際パニックで飛び掛かられる恐れがないことを確認し、 落ち着くように話しかけ安全な方向に誘導してあげましょう。離岸流( 沖に流される潮流)を逆行して岸に帰ろうとし、帰れなくなり体力を消耗し流されている場合が多いです。パドリングの体力が残っていない場合は、自分のリーシュをつかませて引っ張ってあげても良いですが、後ろから来た波に押され要救助者が自分に衝突する可能性もありますので、十分に注意しましょう。引っ張って帰るのは、相当な体力を消耗します。やはり、交代も考え監視役と合わせて複数で対応するようにしましょう。
CASE② 意識のない要救助者
要救助者が意識の無いように見えても、近づいた時に急に飛び掛かられることも考えられます。 前記のように要救助者に近づくときは、十分に気を付けてください。
要救助者をボードに乗せる方法は同じです。ただ、搬送方法は、自分がボードに一緒に乗り込みパドリングで移送します。少しテクニックは要りますが、9フィートのボードで男性を同方法で搬送した実績はあります。もし、難しいようでしたら、リーシュを利用して牽引してください。
脱力した意識なしの要救助者は、方法を知っていなければ屈強な男性でも抱えて運ぶことができません。数々の手法がありますが、ここでは、一番使いやすい搬送方法をご紹介いたします。まず、しっかりと要救助者の背中に自分の胸を密着させます。腕で引き上げるのではなく、体全体を使って持ち上げるようにします。そして、要救助者の腕を持ち上げる際に持ち手に使います。 脇の下から自分の腕を入れます。そして、要救助者の腕を組むようにして腕を保持します。
選手が競技中に体調の急変悪化(怪我含)、急な気象悪化(波高含)、ボード折れ、リーシュ切れ、危険生物等の様々な要因により救助や非難の必要が発生した場合、海上にて安全管理に就いている水上オートバイがレスキューピックアップを行います。その際に水上オートバイの後部に装着されている「レスキュー・スレッド」(以下RSと略)に乗込む必要があります。その乗込み方について以下に解説いたします。
CASE① 自力でパドリングができる場合は、パドリングの姿勢のままRSに乗込みます。
ショートボード
ロングボード
CASE② 自力でパドリングができない場合は、リーシュをつけたまま体だけRSに乗込みます。
ボードは、そのまま引きずるようになりますが、水圧でリーシュが切れる場合でも別の別の水上オートバイがボードを確保します。
※レスキューピックアップの際は、波や気象状況、潮流、選手の技術・意識・気力、場所等いつも条件が違います。
基本的な乗込み方はご理解いただいたうえで現場においては、水上オートバイのレスキューオペレーターの指示に従ってください。
搬送したら次に心肺蘇生を行います。現在、世界の心肺蘇生のガイドラインが5年ごとに変更になっており一般市民向けには人工呼吸を行うよりも胸骨圧迫を優先して行うようになっています。ただ、これは街中(陸上)用の考え方であること。正確な人工呼吸が難しいのでその人工呼吸に手間取るよりも胸骨圧迫を行った方が良いとの考えからになっています。しかし、溺水の場合は、できれば人工呼吸を行った方が良いとされています。
・強く(胸が少なくても5センチ沈むまで)
・速く(1分間に100~120回のテンポで)
※30回 但し、胸骨圧迫だけの場合は、蘇生するまで継続 ・絶え間なく
(空気が正確に入っているかは要救助者の胸の動きで判断します)
★上記を繰り返す心肺蘇生は、救急隊に引き継ぐかAEDの指示があるまで、あるいは要救助者が動き出すまで続けます。もちろん、救急車の要請と近くにあるAEDは別の人が手配をしてください。
※AEDはスイッチを入れると自動音声で使い方がガイドされますので、その指示にしたがってください。
ただ、溺水の場合は体が濡れているので要救助者も自分もよく水分を拭き取ることを忘れないように注意してください。
直接圧迫止血法は、一般市民ができる止血法です。間接圧迫止血法等は、一定の知識が必要になります。また、血液に触れる可能性がありますので、感染症を防止するために、手当を実施する人はビニールやゴムの手袋を着用するなどして、直接、血液に触れないようにします。飛び散った血液が、身体に付着しないように注意して行います。止血や出血している創傷の手当を行った時は、速やかに石鹸等を用いて流水により手を洗います。
①出血部位を押さえるために用いるガーゼや布は清潔であり、厚みのあるものであること。
出血部位を十分に覆うことのできる大きさがあること。
②圧迫の要領として、片手で圧迫しても止血できない時は、両手で圧迫したり、体重をかけて圧迫し、止血をします。
※注 画像では素手で実施しておりますが、実際には塩ビ手袋等を着用します。
ここでは、一般社団法人ウォーターリスクマネジメント協会様のご協力もと、各種対応や救急法の一部をご紹介いたしました。さらに詳しいことや、実際に練習してみたい方は、以下ご活用ください。
協力:一般社団法人ウォーターリスクマネジメント協会 https://pwcr-wrma.org/