SUMMARY NSAについて
理事長挨拶
理事長挨拶
まず初めに、2024年1月1日に起きた能登半島地震は、家屋の崩壊、火災、津波を生み、多くの方々の命を奪いました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
2011年には、石川支部の協力のもと、石川県羽咋市柴垣海岸で主催大会を開催させていただきました。東日本大震災後の難しい時期の大会開催でしたが、地元の皆様のご尽力で成功出来たことを覚えています。
全国の皆様から復興も含めた支援として、寄付金をいただきました。お預かりした寄付金は、日本サーフィン連盟石川支部にお届けいたしました。多くの支援、誠にありがとうございます。
被害に遭われた方々が、一刻も早く日常を取り戻すように、今後も私どもに出来ることを続けていきたいと思います。
2024年のシーズンに向けて
昨年までは感染症予防のため要求される規制の中、感染対策に知恵や時間、そして予算を使うことを余儀なくされました。日本サーフィン連盟では、この苦しいマイナスとしか思えない経験を、プラスに変える未来を作り上げていきたいと思います。今期、マスターズ選手権は地元実行委員会方式を取り入れる計画です。大会システムの見直しと改善は、今後の運営によりよい方法を見つける進歩となることと思います。
常々私どもが大事にしていることは、次世代育成を通した心身ともに健全な社会づくりです。トップアスリートとしての技術だけでなく、人として成熟した選手を育成することです。技術の向上を目指すだけでなく、教養を培い、深い知識と思慮のある選手像が求められます。サーフィンは個人スポーツですが、世界大会では「日本チーム」として見られます。サーフィンを通して、日本の素晴らしさを伝えることの出来る選手になってください。
オリンピックを通して、より多くの人がサーフィンを知り、公立の学校でも課外活動や部活にサーフィンを積極的に取り入れるところが多くなりました。サッカーや野球のように、子供たちがサーフィンに触れることは、今後のサーフィン界の希望となります。海の楽しさとともに、海の危険も啓蒙し、世界に羽ばたく選手がたくさん生まれるよう連盟は活動して参ります。
東日本大震災から13年、徐々に記憶が薄れる中、連盟では今後も被害を受けた海岸からの正確な情報を皆様にお伝えし、サーフポイントとしての環境をサポートして参ります。皆様におかれましても現地から発信される情報に耳を傾け、風評被害の払拭にご協力ください。
2021年より、一般社団法人から公益社団法人への移行手続きを進めております。また、連盟本体が日本スポーツ協会に加盟したことで、都道府県のスポーツ協会への加盟が進んでいます。 神奈川県、静岡県など、現在6県が加盟済みと、申請に向けて幾つかの県も動きだしました。今後、国民スポーツ大会でのデモンストレーションや公開競技、いずれは正式競技を目指して参ります。
今年はオリンピックイヤーとして4人の日本選手が出場いたします。4年に一度のオリンピックは特別な価値のあるイベントです。日本選手の活躍を是非応援してください。
2026年に愛知ではアジアオリンピックが開催され、サーフィン競技が行われます。既に実行委員会が活動し準備が進められています。日本サーフィン連盟は全面的にサポートし、大会の成功を目指します。
同じく2026年に、日本サーフィン連盟の全日本選手権は60回の記念大会を迎えます、多くの諸先輩方が苦労して続けた全日本選手権は60年という世界でも類のない歴史ある大会です。私たちにとって最大のイベントを記念大会として特別な価値のあるものとして開催を目指します。
最後になりましたが、日ごろから日本サーフィン連盟の活動にご協力いただいております皆様に、お礼を申し上げます。引き続き、皆様のご支援をいただけますよう、心よりお願い申し上げます。
一般社団法人日本サーフィン連盟
理事長 酒井厚志
2024年5月吉日
団体概要
団体名 | 公益社団法人 日本サーフィン連盟 |
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設立年月日 | 1965年11月15日(2010年11月1日より一般社団法人として運営開始、2024年8月7日付けで公益社団法人認定) |
所在地 |
<2019年6月7日に移転いたしました> 〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4番2号 JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE 10階 TEL:03-6434-7341 FAX:03-6434-7795 E-mail:info@nsa-surf.org H.P.:http://www.nsa-surf.org |
定款 | 連盟定款 |
目的及び事業等
1.設立の目的
本連盟は、我が国におけるサーフィン界を代表し、その中枢機関としてサーフィン競技の健全なる発展ならびにサーフィンの普及を図り、併せてサーフィンを通じて海への関心を高め、健康な身体の育成を図り、国内及び海外のサーファーとの親睦を目的とする。
2.主な事業
- (1)全日本サーフィン選手権大会、その他の競技会の開催。
- (2)各種サーフィン競技会の後援及び公認、そして競技会日程の掌握。
- (3)サーフィン技術に関する資格の審査。
- (4)サーフィンに関する一般への正しい普及。
- (5)サーフィンに適した海岸の開発及び「サーフィン専用区域」の指定。
- (6)サーフィンに対する安全と事故防止のための講習会の実施及びこれに類する活動。
- (7)海外競技会に出場するものの資格審査。
- (8)我が国のサーフィン競技規則の制定。
- (9)アマチュア資格の決定及び審査。
- (10)サーフボードを利用した人命救助方法の講習会及びこれに類する活動。
- (11)公認審判員及び指導員などの認定ならびに養成。
- (12)機関紙及び刊行物の発行。
- (13)その他、本連盟の目的を達成するための必要な事業。
- ※当連盟はIOC承認国際競技団体連合(ARISF)の国際競技連盟(IF)に属する国際サーフィン連盟(ISA)の国内唯一の加盟団体であり、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)に加盟、公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO)に準加盟している。
3.概要
- (1)会員数 約13,000名(正会員:約11,000名、オープン会員:約2,000名)
- (2)支部数 全国70支部
- (3)チーム数 約900チーム
- (4)協力店数 約700店舗
4.主催大会及び主な国際大会への派遣
- (1)主催大会 全日本サーフィン選手権大会、全日本級別サーフィン選手権大会、
ジュニアサーフィン選手権大会、マスターズサーフィン選手権大会、
ALL JAPAN SURFING GRAND CHAMPION GAMES(~2019年度)、
SUP & Paddleboard 選手権大会、全日本パラサーフィン選手権大会 - (2)派遣大会 世界サーフィン選手権大会、世界ジュニアサーフィン選手権大会、
世界マスター選手権大会、世界ロングボード選手権大会、
世界ボディボード選手権大会、世界SUP選手権大会、
アジアビーチゲームズ(アジアオリンピック評議会主催 2008年)、
チャイナカップ他
組織の概要(組織図)
財務および事業
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2023年度
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2022年度
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2021年度
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2020年度
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2019年度
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2018年度
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2017年度
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2016年度
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2015年度