ジャッジ資格保持者 各位
ジャッジテキスト(2021年10月改訂版)記載内容について、下記の修正が発表されましたのでご案内いたします。
修正案内については、NSAオフィシャルサイトジャッジページへもPDF版が掲載されております。
■集計時の注意点(P.29)<妨害が成立した場合の集計方法>
2.妨害をした場合、ベスト2ウェーブにおいての集計(①ベストスコア+②セカンドベストスコア)
1回目の妨害は全て②が減点の対象となります。
・ノーマルインターフェア(ノンプライオリティ)の場合、1/2カット
・プライオリティインターフェアの場合、スコアが無くなります。
2回目の妨害は全て①が減点の対象になります。※上記取り消し線箇所が下記のように変更となります※
・ノーマルインターフェア(ノンプライオリティ)の場合、1/2カット
・プライオリティインターフェアの場合、スコアが無くなります。
2.妨害をした場合、ベスト2ウェイブにおいての集計(ベストスコア+セカンドベストスコア)
1度の妨害は全てセカンドベストスコアが減点の対象となります。
・ノンプライオリティインターフェアの場合、1/2カット
・プライオリティインターフェアの場合、スコアが無くなります。
2度目の妨害があった場合は下記のようになります。
・ノンプライオリティインターフェアを2回行った場合。
妨害が成立したライドは集計でカットされ、ベスト2ウエーブのベストスコアが1/2+セカンドベストスコア1/2を集計し順位を決める。
・プライオリティインターフェアを2回行った場合。
妨害が成立したライドは集計でカットされ、ベスト2ウエーブのベストスコアが無くなり+セカンドベストスコアも無くなり0点で集計され順位を決める。
・2回の妨害が混合した場合。(1度目がノンプライオリティインターフェアで2度目がプライオリティインターフェア。又はその逆の場合。)
妨害が成立したライドは、集計でカットされ妨害状況の順番に関係無くベスト2ウエーブのベストスコアが1/2+セカンドベストスコアが無くなります。
また、妨害を2回犯した選手は速やかに競技エリアから出なければ成らない。
※NSA公認大会では失格では無く妨害が成立したラウンドの確定順位までのランキングポイントが付与されます。
選手がアナウンスに従わず他の選手の妨げに成ったとジャッジが判断した場合、競技規定 第22条(アンスポーツマンシップ)に抵触する場合がある。
※特殊な事例として、妨害を1回犯した選手がベストスコア1本しか持たない場合、(セカンドベストスコア無し)罰則対象となるセカンドベストスコアが無い為、
ベストスコアをそのまま集計し順位を決めます。同じヒートにノーライドの選手がいた場合、妨害が成立した選手にライドが有ればノーライド選手より上の順位と成ります。
※本修正事項はISAルールブック2022 43ページから44ページの11.Interference Penaltiesに記載されています。
以上、変更点についてご確認の程宜しくお願いいたします。