【Day6】2023 ISA World SUP and Paddleboard Championship

PHOTO : ISA Sean Evans
【Day5】2023 ISA World SUP and Paddleboard Championship
フランス・サーブル=ドロンヌ(Les Sables d’Olonne)にて
レース競技ロングディスタンス種目が La Grande plage をスタート地点とし、湾を出た北側を2周回する全体18kmのコースで行われた。
第1試合はプローン女子、本種目ディフェンディングチャンピオンの堀部結里花選手が序盤から飛び出し、終始試合を引っ張り、見事二連覇を達成した。
続く第2試合はプローン男子。堀部雄大選手はトップ集団に食らい付き、最後まで諦める事なく漕ぎ切り、見事5位に食い込んだ。

PHOTO : ISA Jersson Barboza
PHOTO : ISA Jersson Barboza
第3試合はSUP女子。昨日テクニカルレースで7位となった奥秋李果選手と今回ロングディスタンスレースに絞った馬場なつみ選手が出場。スタート直後奥秋選手が第2集団のラスト、馬場選手は第3集団のトップを走る形勢となるが、外洋に出た時点で形勢逆転、馬場選手がトップを追いかけ、それを奥秋選手が追いかける形となった。外洋に出ると往路は5分台中盤/kmのペースであったのが、復路は10分台中盤/kmと強い潮流に悩まされたという。最終ブイを回航しゴールに走り込んだ馬場選手は見事5位、奥秋選手は10位となった。走り込んだ馬場選手は四肢の指先から全身に渡る痙攣で全く動けず、また奥秋選手も過呼吸で動けない状態となった。二人ともそれだけ死力を尽くして頑張った証拠で敬意を表したい。
PHOTO : ISA Jersson Barboza
PHOTO : ISA Jersson Barboza
第4試合はSUP男子。昨日のテクニカル種目で優勝し昨年度の本種目覇者でもある荒木珠里選手と、昨日テクニカル種目3位の田口頼選手が出場。スタート直後、Titouan PUYO(FRA)と田口選手が激しいデッドヒートでトップ争いを演じる。しかしその後、荒木選手が微妙なウネリを上手く掴みトップに躍り出るとそのまま逃げ切り、世界選手権二連覇を達成した。2位、3位争いの田口選手は最終ブイ手前の時点で30秒のアドバンテージがあったものの、ゴールに向かう最終レグの最後の最後でTitouan PUYO(FRA)がわずかなウネリを掴みビーチラインでは同時に上がってくるも、ゴールまでの最後のランで僅かに及ばず3位となった。
PHOTO : ISA Pablo Franco
PHOTO : ISA Sean Evans
本日終了時点で国別対抗順位は第3位で変わらず!
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