2024 ISA World SUP and Paddleboard Championship 大会3日目を終え、快進撃を続けるチームジャパンは国別2位に!

Rai Taguchi ©ISA/Pablo Franco
デンマーク・コペンハーゲンで開催中のSUP&パドルボード世界戦「2024 ISA World SUP and Paddleboard Championship」、大会3日目を終えチームジャパンが快進撃を続けている。
Day2
テクニカルレースの決勝日、SUP Boys, SUP Girls, Prone Men, Prone women, SUP Men, SUP womenのすべてのクラスに日本代表選手が出場し、6種目に6個の金メダル、24個のメダリストが決まる競技二日目にして大事な一日。
午前中は霧が立ち込め50m先のコースブイも見えない状況だったが競技開始の11時に近づくにつれて霧が晴れて風も無く曇りがちだった空も後半には日が差して安定したコンディションで全てのテクニカルレースが昨日と同じコースで滞りなく行われた。
この日一番最初のレースはSUP Boyクラス、昨日はMenクラスで出場していた宮平琥太郎選手が今日は同じコースをBoyクラスで戦う。Boyクラス決勝は18人の選手が参加で一発決勝、3番目にスタートグリッドを選べる宮平選手は、一周目が終わるときには先頭を疾走。そのまま二位の選手に20秒以上の差をつけたままゴール。最初のレースで金メダルを獲得。二位にスペインのLluis Peroti, 三位にフランスのVaic Garioudを完全に抑えての優勝は見事だった。
Kotaro Miyahira ©ISA/Pablo Jimenez
第二レースはSUP Girlsクラス決勝で芝原叶妃選手が出場。
芝原選手は緊張したのかスタート後第一ブイ到達前に落水し最後尾で第一ブイを回航。その後追い上げるが8位でゴール。
第三レースはProne Menで野村颯選手が出場。サーファーの野村選手は腹這いパドルのみでニーパドルを使わずに勝負。ボードも野村選手が自分でデザインして削ったボードでニーパドルを考えていない分重心を低くできる分幅は他のどのボードよりも狭く軽い。スタートからトップ集団の後ろで8位前後で展開、最終的には6位でゴール。
第四レースはProne womenで堀部結里花選手が登場。
スタートから先頭集団のすぐ後方の4位で前の選手をとらえるチャンスをうかがう展開で頑張ったがそのままスペインのJudit Vergas、フランスのElise Daudignon、イタリアのCornelia Daudignonに続いて4位でゴール。
第五レースはSUP men Finalで田口頼選手と宮平琥太郎選手が出場。
誰が勝ってもおかしくない世界最高峰のスーパーハイレベルな戦い。
第一ブイは大混戦で宮平選手が落水して最後尾、田口選手も8位で回航。世界で名だたる選手たちがしのぎを削り、すべての選手が一塊の列になってレース展開していてブイ回航の度に順位が入れ替わる緊張したレース。
3周目の第4ブイ回航から田口選手は2回目のスパートをかけて一気にトップに躍り出てそのまま逃げ切り優勝。宮平選手も3周目で順位を上げて8位でフィニッシュ。
最終レースはSUP women決勝で奥秋李果選手、平田乙之選出が出場。奥秋選手は6位、平田選手は11位でゴール。
DAY2を終えて、チームジャパンはスペイン、フランスに次いで3位。まだ序盤なので気が抜けない戦いは続く。
Relay Winners Team Japan ©ISA/Sean_Evans
Day3
そして迎えたDay3、チームジャパンは見事チームリレー優勝‼︎ 国別ポイントでもフランスを抜いて2位へ‼︎
第一走者野村選手のスタートダッシュから首位を明け渡すこと無く奥秋選手、堀部選手、田口選手と繋ぎ、まさにチームジャパンで獲得した金メダル‼︎
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