SUMMARY NSAについて
理事長挨拶

去る2025年3月22日の理事会におきまして、公益社団法人日本サーフィン連盟の理事長の任を拝命いたしました寺尾恵一と申します。
みなさまのご承認のもと、この新しい役割をいただき大変光栄に感じますとともにその責任の重さを痛感いたしております。
就任にあたり、本連盟の長きにわたる歴史を支えてくださった諸先輩のみなさまをはじめ、活動すべてに関わっていただいているすべての方々に心より感謝申し上げます。
サーフィンは単なるスポーツではなく、自然と調和し仲間との絆を育むという特別な文化であると考えます。
日本は豊かな海岸線を有し素晴らしい波を生み出す環境を世界に誇っています。この恵まれた資源を活かし、守りながら、未来の世代に誇れるスポーツとして、その側面をさらに確立、強化していくことが私たちの使命だと考えています。
理事長就任に当たり、次の3つの目標を掲げます。
1.環境保護の推進
サーフィンは自然と密接に結びついています。そのため、海洋環境の保護とサスティナビリティの向上を図ることが、連盟の重要な課題です。既に地元コミュニティや関連団体と協力した取り組みが行われており、これからの活動では、より多くの方々に知っていただき、そして、更なる活動の輪が広がるように、より具体的な取り組みを進めてまいります。
2.選手育成の強化
国内外で活躍する選手を増やすための育成環境を整備することが急務です。東京オリンピック大会以降、ジュニア世代の支援は大きく変わりました。しかしながら、国内、国外において選手の活動を支援していけるプログラムは十分な状態であるとはいえません。ジュニア世代の選手が活動できるための支援策をより強化し、才能ある選手が安心して成長できるプログラムを充実させていきます。
3.サーフィン文化の発展と普及
サーフィンを通じた地域振興に力を入れてまいります。既にサーフィンを取り入れた地域振興、地域での大きなサーフィン大会の誘致など、サーフィンを取り入れた行政活動が始まっています。地域のサーファー、行政と連携することでサーフィン未経験者にも魅力を感じてもらう啓発活動やサーフィン体験イベントなどを増やし、我々の活動を理解して頂き多くのファンを獲得することで、地域社会への貢献、そして、サーフィンの普及啓発を進めていきます。
理事長として、多様な声に耳を傾け、変化していく時代に合った組織作りを目指し、共に未来を築いていく姿勢を大切にしていきます。本連盟が、すべてのサーファーにとって希望となりますよう全力を尽くしていく所存です。
みなさまの温かいご支援ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
共にサーフィンの未来を創り上げていきましょう。
公益社団法人日本サーフィン連盟
理事長 寺尾 恵一
2025年4月吉日
公益社団法人 日本サーフィン連盟理事長 寺尾 恵一
16歳よりサーフィンを始め、湘南茅ケ崎支部の活動に尽力。また行政経験を生かし神奈川県サーフィン連盟を設立、神奈川県スポーツ協会加盟を果たす。2017年よりNSA 普及開発委員会で地域の課題へ取り組み、公認指導員の拡充に尽力。2023年に副理事長、2025年理事長就任。2020東京オリンピック大会では、サーフィン競技のサービスマネージャーを務める。
団体概要
団体名 | 公益社団法人 日本サーフィン連盟 |
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設立年月日 | 1965年11月15日(2010年11月1日より一般社団法人として運営開始、2024年8月7日付けで公益社団法人認定) |
所在地 |
<2019年6月7日に移転いたしました> 〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4番2号 JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE 10階 TEL:03-6434-7341 FAX:03-6434-7795 E-mail:info@nsa-surf.org HP:https://www.nsa-surf.org/ |
定款 | 連盟定款 |
目的及び事業等
1.設立の目的
本連盟は、我が国におけるサーフィン界を代表し、その中枢機関としてサーフィン競技の健全なる発展ならびにサーフィンの普及を図り、併せてサーフィンを通じて海への関心を高め、健康な身体の育成を図り、国内及び海外のサーファーとの親睦を目的とする。
2.主な事業
- (1)全日本サーフィン選手権大会、その他の競技会の開催。
- (2)各種サーフィン競技会の後援及び公認、そして競技会日程の掌握。
- (3)サーフィン技術に関する資格の審査。
- (4)サーフィンに関する一般への正しい普及。
- (5)サーフィンに適した海岸の開発及び「サーフィン専用区域」の指定。
- (6)サーフィンに対する安全と事故防止のための講習会の実施及びこれに類する活動。
- (7)海外競技会に出場するものの資格審査。
- (8)我が国のサーフィン競技規則の制定。
- (9)アマチュア資格の決定及び審査。
- (10)サーフボードを利用した人命救助方法の講習会及びこれに類する活動。
- (11)公認審判員及び指導員などの認定ならびに養成。
- (12)機関紙及び刊行物の発行。
- (13)その他、本連盟の目的を達成するための必要な事業。
- ※当連盟はIOC承認国際競技団体連合(ARISF)の国際競技連盟(IF)に属する国際サーフィン連盟(ISA)の国内唯一の加盟団体であり、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)に加盟、公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO)に準加盟している。
3.概要
- (1)会員数 約12,000名(正会員:約10,000名、オープン会員:約2,000名)
- (2)支部数 全国70支部
- (3)チーム数 約1200チーム
- (4)協力店数 約700店舗
4.主催大会及び主な国際大会への派遣
- (1)主催大会 全日本サーフィン選手権大会、全日本級別サーフィン選手権大会、
ジュニアサーフィン選手権大会、マスターズサーフィン選手権大会、
ALL JAPAN SURFING GRAND CHAMPION GAMES(~2019年度)、
SUP & Paddleboard 選手権大会、全日本パラサーフィン選手権大会 - (2)派遣大会 世界サーフィン選手権大会、世界ジュニアサーフィン選手権大会、
世界マスター選手権大会、世界ロングボード選手権大会、
世界ボディボード選手権大会、世界SUP選手権大会、
アジアビーチゲームズ(アジアオリンピック評議会主催 2008年)、
チャイナカップ他
組織の概要(組織図)
財務・事業に関する資料
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2025年度
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2024(第16期)年度
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2024(第15期)年度
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2023年度
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2022年度
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2021年度
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2020年度
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2019年度
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2018年度
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2017年度
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2016年度
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2015年度
スポーツ団体ガバナンスコード遵守状況の自己説明・公表
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2024年度