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2025 ISA World Junior Surfing Championship DAY 2

日本代表

Photo:ISA / Pablo Franco

2025 ISA World Junior Surfing Championship(WJSC)は大会2日目を迎え、
会場のプンタロカスには6~8フィートの力強いスウェルがヒット。
メインピークとTOWER-2「エル・ボスケ」のインサイドレフトの両会場でハイレベルな戦いが繰り広げられた。
この日は、U18女子およびU16男子のメインラウンド1が終了。さらにU18男子は22ヒート、U16女子は19ヒートが進行した。

TOWER-1 プンタ・ロカス
本日のコンディション:前日よりサイズアップ。朝は無風、昼前からオンショアへ変化

U-18 GIRLS R-1 H-32 高橋結奈

今回が最初で最後の世界ジュニア出場となる高橋。
練習時からプンタロカスのスケールの大きな波、そして世界トップレベルの選手たちに圧倒され、
人生で一番と言っていいほどの緊張の中で迎えたヒートだった。
この日が大会で最もサイズがあった時間帯だったが、波に臆することなく果敢にチャレンジ。
徐々に自分のリズムを掴み、ラウンドアップを決めた。
持っている実力の一部しか出せていない中でもスコアに繋がったことを自信に、次戦では彼女らしいサーフィンを存分に見せてほしい。

Photo:ISA / Jersson Barboza

U-18 BOYS R-1 H-  8 小野里弦

自分のヒートよりかなり前から海を観察し、コーチのミゲルから教わった呼吸法で緊張をコントロール。
入念なアップを経て、作戦通りにヒートをコントロールした。
波選びからライディングまでミスのない安定した試合運びを披露。
昨年の世界ジュニアからの大きな成長を感じさせる内容で、今後の活躍が非常に楽しみだ。

Photo:ISA / Jersson Barboza

U-18 BOYS R-1 H-12 足立海世

日本チームのキャプテンとして迎えた、この日のメインピークでの最終ヒート。
全体的には波数が多い一日だったが、このヒートは潮止まりで波の少ない難しい展開となった。
それでも冷静に状況を分析し、ヒートの中でベストとなる2本を確実にスコア。
技術面だけでなく、辛抱強さや客観的な試合運びなど“勝つ力”の成長を強く感じさせる内容だった。
今大会でのさらなる活躍に期待が高まる。

Photo:ISA / Jersson Barboza

TOWE-2 エル・ボスケ

本日のコンディション:波はレフトオンリーのブレイク。サイズ はセットで頭オーバー
前日に比べ一気にサイズアップ。セットが入るとピークからウェイティングゾーンまでクローズアウトするハードコンディション。
一方で、ヒートによっては波が止まりスローになる時間帯もあり、
その場の状況を見極めたポジショニングと波選びが勝敗を大きく左右する一日となった。

U-16 BOY R1 H-32 髙井汰朗

パドルアウト時は波数が多かったものの、ヒートスタートと同時に一転してスローな展開に。
そんな中でもアウトサイドのポジションをキープし、序盤からライディングを重ね良いリズムを構築。
中盤にはワイプアウトも重なったが、後半に6点台のスコアをまとめ、見事1位でラウンドアップを決めた。

Photo:ISA / Pablo Jimenez

U16 GIRLS  R1 H-  4  馬場心

ヒート前は緊張感が伝わってくる様子だったが、試合が始まると一転。
アグレッシブに奥のポジションを取り、積極的に波を掴んだ。
中盤には質の高いレフトを捉え7点台をスコア。
最後はワイプアウトでバックアップを伸ばせなかったものの、堂々の1位通過となった。

Photo:ISA / Pablo Jimenez

U16 GIRLS  R1 H-13 石井有沙

海に入る前に立てていた作戦通りの展開とはならず、相手選手に先行される形で試合は進行。
後半にかけて徐々にポイントを伸ばし、2位でラウンドアップを果たした。
本来のパフォーマンスを出し切れなかった分、次のラウンドでの巻き返しに期待がかかる。

Photo:ISA / Jersson Barboza

大会はまだ序盤戦。厳しいコンディションの中でも、日本代表選手たちは確かなパフォーマンスを発揮している。
今後の戦いからも目が離せない。

12月7日(日) DAY-2結果

U-18 GIRLS
H-32 高橋結奈 2位→R-2 H-16へ

U-18 BOYS
H-  8  小野里弦 1位→R-2 H-8へ
 H-12 足立海世 1位→R-2 H-12へ

U-16 BOYS
H-32 髙井汰朗 1位→R-2 H-15へ

U16 GIRLS
H-  4  馬場心 1位→R-2 H-4へ
H-13 石井有沙 2位→R-2 H-14へ

※今大会はリパチャージ(敗者復活戦)はR-1のみ。その後はノックアウト方式で勝敗が決まる。

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■2025 ISA World Junior Surfing Championship
名 称  2025 ISA World Junior Surfing Championship
主 催  国際サーフィン連盟(ISA)
期 間  2025年12月05日(金)~14日(日)※現地時間
開催地  Punta Rocas, Peru(プンタロカス/ペルー)

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