サーフィンをする上で「スタンス」が重要と聞くけど、まず「スタンス」とは何なのか気になる方は多いでしょう。
サーフィンのスタンスをしっかり理解し、実践することで安定感のあるサーフィンの上達につながります。
この記事では、「サーフィンのスタンスの種類」や「サーフィンのスタンスの決め方」について解説していきます。
また、サーフィンのスタンスに関するよくある質問にも回答しているので、サーフィンがもっと楽しく、上達するように自分に合ったサーフィンのスタンスを見つける参考にしてみてください。
- サーフィンのスタンスには、「レギュラースタンス・グーフィースタンス」の2種類ある
- サーフィンのスタンスの決め方は、基本的には利き足で決めるが、サーフボードに乗りやすい方を重視する
- 右利きの方が多いことから一般的には、レギュラースタンスの方が多い
- サーフィンのスタンスの足幅は、両足が肩幅より少し広いくらいが良い
- 特に初心者の方は、両足を広くしすぎがちなので何度も身体に覚えさせることが大切
- 自分に合ったサーフィンのスタンスを探すことが大切
- ボールを蹴った時の足が右か左かで自分がレギュラースタンスかグーフィースタンスかを見分けられる
会員種別 | 年会費(税込) |
---|---|
正会員 | 大人:5,000円 小人:3,000円 |
オープン会員 | 3,500円 |
NSA会員は、充実したサーフィンライフを過ごすための制度として設けられています。
波情報の無料配信や大会出場権の獲得など、サーファーに嬉しいサービスが充実。
NSA会員になると、より豊かなサーフィンライフを送れるでしょう。
まだ加入されていない人は、ぜひ加入して豊かなサーフィンライフを過ごしてみてください。
目次
サーフィンのスタンスの種類
サーフィンのスタンスとは、サーフボードに立った時の足の位置や体のバランスのとり方のことを指します。
自分に合わないスタンスだと安定感がなくバランスを崩してしまいます。
そのため、自分に合ったサーフィンのスタンスを身につけることでバランスが保たれ、上達にもつながるのです。
スタンスには、2種類あるので自分にはどちらが合うのかチェックして試してみてください。
かえでちゃん
- レギュラー
- グーフィー
具体的に説明するのでそれぞれ確認してみましょう。
レギュラー
レギュラースタンスとは、左足を前にしてサーフボードに立つスタイルのことを指します。
波に対しては、身体が右向きになるので左に向かう波に対して、自然なポジションで乗ることができるでしょう。
右利きの方が多いことから一般的にはレギュラースタンスの方が多いです。
レギュラースタンスの方が多いということは、進行方向が同じサーファーとの競争率も高いということが挙げられます。
グーフィー
グーフィースタンスとは、レギュラースタンスと逆で右足を前にしてサーフボードに立つスタイルのことを指します。
ちなみに「グーフィー」(goofy)は、風変わりな、ちょっと変わったという意味もあります。
まさとくん
波に対してもレギュラースタンスとは逆で、身体は左向きになり、右に向かう波に対して、自然に乗りやすくなるでしょう。
グーフィースタンスの方は、左利きの方に向いているスタンスのため、レギュラースタンスより少ないと言われているのです。
サーフィンのスタンスの決め方
レギュラースタンスとグーフィースタンスのどちらかを決める方法をご紹介します。
今まで、スケートボードやスノーボードの経験がある方は、馴染みがあるかもしれませんが、初心者の方は、自分がどちらのスタンスか分からないという方もいるでしょう。
ぜひ参考にして、実際に試してみてください。
- 利き足で決める
- 乗りやすいスタンスで決める
利き足で決める
基本的には、利き足でスタンスを決めます。
利き足が右ならレギュラースタンスとなり、利き足が左ならグーフィースタンスになることが多いです。
サーフボードは、利き足でコントロールをし、反対の軸足で踏ん張る役割があるため、利き足でスタンスを決めることで思った通りにサーフボードを動かせて波に乗れるでしょう。
かえでちゃん
乗りやすいスタンスで決める
実際にサーフボードに乗って、スタンスを決めることも重要です。
サーフボードに利き足で乗ったときに、利き足と逆の足の方が乗りやすいと感じることもあるでしょう。
その際は、利き足をベースに考えずに乗りやすい方を重視することが大切になります。
バランス感覚は人それぞれのため、何度か試してから直感を信じて選んでも問題ありません。
まさとくん
サーフィンのスタンスの足幅は?
サーフィンのスタンスの足幅は、両足を肩幅より少し広めに開くと良いです。
サーフボードの上では、肩幅より少しくらい足幅が広いことで安定感があり、バランスを保てます。
一方でサーフィンのスタンスを広くしすぎると、上下の重心移動ができなくなるため注意が必要です。
特に初心者の方は、スタンスの足幅を広くしてしまいがちなので、初めにスタンスの足幅を決めたら、何度も身体に覚えさせることが大切でしょう。
かえでちゃん
サーフィンのスタンスに関するよくある質問
サーフィンのスタンスについてよくある疑問にお答えいたします。
- レギュラーとグーフィーの見分けかたは?
- レギュラとグーフィーはどっちがいい?
- 後ろ足の位置は?
レギュラーとグーフィーの見分けかたは?
レギュラーとグーフィーの見分け方として、一般的なのがボールを蹴ったときの足が右足か左足かのどちらで蹴るかということです。
ボールを蹴るときは、無意識にどちらかの足が出て蹴っていると思いますが、その足が右か左かということです。
サーフボードには利き足を後ろにして乗るのが一般的なので、右足でボールを蹴るのであれば、右足が後ろになり、左足でボールを蹴るのであれば、左足が後ろになります。
レギュラーとグーフィーの見分けかたをお伝えしましたが、必ずしも自分がそうでない場合もあるため、実際にサーフボードに乗って逆を試すのもよいでしょう。
「こっちの方がバランスがとりやすい!」と感じる方もいるため、波に乗りやすいほうを身体で感じてみてください。
まさとくん
レギュラーとグーフィーはどっちがいい?
レギュラーとグーフィーはどちらが良いかの決まりはありません。
それぞれに良さがあり、どちらが良いのかは自分が試してみて感じるのが一番です。
「右利き」の方がほとんどのため、レギュラーが多いという理由につながるでしょう。
レギュラーが多いということはその分、波の競争率が高いという点も挙げられますが闘争心が高い方は、上達しようという強い気持ちにさせられるかもしれません。
また、グーフィーは基本的に左利きの方が多いため、少数となります。
レギュラーとは、狙う波が違うため、たくさん波に乗れるという利点もありますし、「センスがあってかっこよく見える」という羨む声もあります。
かえでちゃん
レギュラー | グーフィー | |
---|---|---|
メリット | ・レギュラーの方が多いため参考にしやすい ・上達しようという熱気が湧いてくる | ・少数のため、たくさん波に乗れる ・「センスがある、かっこいい」と羨む声がある |
デメリット | ・波の競争率が高い | ・レギュラーよりも割合が少ない |
後ろ足の位置は?
後ろ足は、ストリンガーに対して90度の直角位置に置きます。
ストリンガーとは、サーフボードの中央に入った補強のための木材を指します。
サーフボードのストリンガーを軸に両足が肩幅より少し広いくらいで開いて横向きに立ち、前足は、サーフボードの真ん中に斜め45度になる位置に置きましょう。
この前足と後ろ足のポジションをしっかりすることでスムーズに体重移動ができたり、ターンやカットバックなど波乗りのスキルを高めることにつながるのです。
また、後ろ足はテイクオフの時は先ほど説明した位置ですが、アクションをする時は、後ろの足の位置を少し後ろにスライドさせるなど変わってくるのでその時によって調整が必要でしょう。
後ろ足の位置を決めるには、まずサーフボードに立つ全体の位置を決めることがポイントです。
まさとくん
【まとめ】サーフィンのスタンスについて
今回の記事では、サーフィンのスタンスについて、「サーフィンのスタンスの種類」や「決め方」を解説しました。
サーフィンのスタンスとは、サーフボードに立った時の足の位置や体のバランスのとり方を指し、自分に合ったスタンスを身に付けることが重要です。
サーフィンのスタンスには、レギュラースタンスとグーフィースタンスの2種類があり、自分がどちらのスタンスなのかをチェックすることで安定感を保って、波に乗れるでしょう。
自分がレギュラーなのかグーフィーなのか、利き足や乗りやすいスタンスで決めるという方法で試してみてください。
かえでちゃん
コメントを残す