サーフィンに挑戦してみたいけど、自分に合う種類が分からず悩んでいませんか?
「運動は苦手だし、海の近くに住んでいないし…」そんな不安を抱える初心者の方もご安心ください。
この記事では、8つのサーフィンの種類を徹底解説。
それぞれの魅力や楽しみ方を知れば、あなたにぴったりのスタイルが必ず見つかります!
サーフィンボードの種類についてはこちらの記事で解説しているので、気になる方はご覧ください。
- サーフィンには、自然の波に乗るスタイルの他に、風やボートなどを利用する多様な種類がある
- 運動が苦手な初心者でも、腹ばいで乗る「ボディボード」や安定感のある「SUP」なら気軽に始められる。
- 海が近くになくても、湖で楽しめる「ウィンドサーフィン」や川でできる「リバーサーフィン」といった選択肢もある
- 風の力を利用する「ウィンドサーフィン」や「カイトサーフィン」では、ダイナミックなスピード感を味わえる
- モーターボートが作る波で遊ぶ「ウェイクサーフィン」は、天候に左右されず仲間と確実に楽しめる
- ボード下の水中翼で浮遊する「フォイルサーフィン」など、最新技術を使った新しいスタイルも登場している
- 自分の興味や体力、ライフスタイルに合わせて最適な種類を選び、新しい水上体験を始めることが可能
目次
サーフィンの種類
ひとことで「サーフィン」といっても、実はたくさんの種類があることをご存じでしょうか。
私たちがよくイメージする板の上に立って波に乗るスタイル以外にも、風の力を使ったり、ボートが作る波に乗ったりと、楽しみ方は実にさまざまです。
海だけでなく川や湖で楽しめるものもあり、あなたの興味やライフスタイルに合った種類がきっと見つかるはずです。
ここでは、代表的なサーフィンの種類を8つご紹介します。
- 一般的なサーフィン
- ウィンドサーフィン
- SUPサーフィン
- カイトサーフィン
- フォイルサーフィン
- リバーサーフィン
- ウェイクサーフィン
- ボディボード
一般的なサーフィン
最も広く知られているのが、サーフボードの上に立って波を滑る、この一般的なサーフィンです。
映画やテレビで見る、あのカッコいい姿をイメージすると分かりやすいでしょう。
このサーフィンの魅力は、なんといっても自然の波と一体になる感覚を味わえることです。
自分の力で沖まで進み(パドリング)、ちょうど良い波を選んで捕まえる。
そして、波の斜面を滑り降りる爽快感は、一度味わうとやみつきになります。
ボードには、初心者でも乗りやすい長くて安定感のある「ロングボード」や、上級者向けで動かしやすい「ショートボード」など様々なタイプがあります。
まずはこのサーフィンから始めて、波に乗る楽しさの基本を体験してみてはいかがでしょうか。
かえでちゃん
ウィンドサーフィン
ウィンドサーフィンは、セイル(帆)を使って風の力で水面を滑る、とてもダイナミックなウォータースポーツです。
サーフィンとヨットの面白さを、一度に体験できるのが大きな特徴といえるでしょう。
波がなくても風さえあれば楽しめるため、海だけでなく湖や湾など、幅広い場所で楽しめます。
ボードの上に立ち、ブームと呼ばれるバーを握ってセイルを操作します。
風をうまく掴むことで、驚くほどのスピード感を味わえるのが魅力です。
上達すれば、水面を飛び跳ねるジャンプなどの技もできるようになります。
風を感じながら水上を自由に駆け巡りたい、そんなアクティブな方におすすめの種類です。
まさとくん
SUPサーフィン
SUP(サップ)とは「スタンドアップパドルボード」の略で、ボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進んだり波に乗ったりするサーフィンです。
一般的なサーフボードよりも大きくて浮力があるため、比較的簡単に立つことができ、初心者でも挑戦しやすいのが魅力です。
楽しみ方も自由自在で、穏やかな水面をのんびり散歩する「クルージング」から、パドルを巧みに使って波を捕らえる「波乗り」まで幅広く楽しめます。
パドルを漕ぐ動きは、体幹をはじめとする全身の筋肉を使うため、エクササイズ効果も期待できるでしょう。
気軽に始められて、自分のペースで楽しめるのがSUPサーフィンの良さです。
かえでちゃん
カイトサーフィン
カイトサーフィンは、大きなカイト(凧)を空に揚げ、その力で水上を滑るエキサイティングなスポーツです。
風のパワーを最大限に利用することで、他のサーフィンでは味わえないような圧倒的なスピード感と浮遊感を得られます。
コントロールバーと呼ばれるハンドルでカイトを操り、ボードに乗って水上を疾走します。
上級者になると、カイトの揚力を利用して空高くジャンプしたり、空中で回転したりと、アクロバティックな技を繰り出すことも可能です。
風と一体になって空を舞うような感覚は、まさに非日常。
スリルを求める冒険心旺盛な方にぴったりのサーフィンです。
まさとくん
フォイルサーフィン
フォイルサーフィンは、ボードの裏に取り付けられた水中翼(ハイドロフォイル)の力で、ボード自体が水面から浮き上がって進む、最先端のサーフィンです。
まるで魔法の絨毯のように、スイスイと水上を滑空する姿が特徴的です。
ボードがスピードに乗ると、水中翼が揚力を発生させてボードを持ち上げます。
水面の抵抗がほとんどなくなるため、非常にスムーズで静かな、まるで空を飛んでいるかのような滑走感を味わえます。
小さな波やうねりでも楽しむことができ、これまでサーフィンができなかったようなコンディションでも可能です。
未来的な新しい感覚を体験したいなら、フォイルサーフィンがおすすめです。
かえでちゃん
リバーサーフィン
リバーサーフィンは、その名の通り、海ではなく川で楽しむサーフィンです。
川の速い流れが岩などの障害物に当たることで生まれる「定常波(スタンディングウェーブ)」と呼ばれる、その場に留まり続ける波に乗ります。
海から遠い内陸部に住んでいても、サーフィンを楽しめるのが最大のメリットでしょう。
海の波のように次から次へとやって来るわけではないので、一度波に乗ると、体力が続く限りずっと乗り続けることができます。
同じ波で繰り返し練習できるため、ターンの技術などを磨くのにも最適です。
いつもと違う環境で波に乗りたい方にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
まさとくん
ウェイクサーフィン
ウェイクサーフィンは、モーターボートが作る引き波(ウェイク)に乗る、手軽で新しいスタイルのサーフィンです。
天候や波のコンディションに左右されず、いつでも必ず波乗りが楽しめるのが大きな魅力といえます。
最初はボートから伸びるロープを掴んで波に乗り始めますが、波のベストな位置(スイートスポット)を見つけたらロープを放し、自力で波に乗り続けます。
ボートの速度や重さを調整することで、波の大きさや形を自由に変えられるため、初心者から上級者までレベルに合わせて楽しむことが可能です。
仲間とボートでワイワイ楽しみながら、確実に波乗りを練習したい方に最適なサーフィンです。
かえでちゃん
ボディボード
ボディボードは、うつ伏せの姿勢で、ひれ(フィン)を使いながら波に乗る、最も手軽なサーフィンの一つです。
サーフボードの上に立つ必要がないため、運動神経に自信がない方や、小さなお子様でもすぐに波と一体になる感覚を味わうことができます。
ボードは短く、柔らかい素材でできているものが多いため、安全性が高く持ち運びも簡単です。
まずは波打ち際でボードに腹ばいになるだけでも、波に押される楽しさを感じられるでしょう。
慣れてくると、スピン(回転)などの技にも挑戦できます。
海に入ってすぐに波乗りのスリルを体験したいなら、まずボディボードから始めてみるのがおすすめです。
まさとくん
サーフィンの種類に関するよくある質問
サーフィンの種類が多くて、どれから始めたらいいか迷ってしまう方も多いでしょう。
ここでは、サーフィン初心者の方が抱きがちな疑問について、Q&A形式で分かりやすくお答えします。
運動神経に自信がない方や、海の近くにお住まいでない方でも、自分にぴったりのスタイルがきっと見つかるはずです。
それぞれの疑問に具体的にお答えしていくので、あなたのサーフィンデビューの参考にしてください。
- 運動神経に自信がなくても、最も気軽に始められる種類はどれですか?
- 海の近くに住んでいませんが、湖や川でも楽しめる種類はありますか?
- 一人でも始めやすいサーフィンの種類は?
運動神経に自信がなくても、最も気軽に始められる種類はどれですか?
結論からいうと、ボディボードとSUPサーフィンが特におすすめです。
これらのスタイルは、サーフボードの上に立つという高いハードルがなく、運動に自信がない方でも気軽に波乗りの楽しさを味わえます。
その理由は、それぞれの道具の特性にあります。
ボディボードは、ボードに腹ばいになるだけで波に乗れるため、バランス感覚をあまり必要としません。
水面に目線が近いため、実際のスピード以上の爽快感を得られます。
一方、SUPサーフィンで使うボードは幅が広く浮力も高いため、非常に安定しています。
最初は座ったり膝立ちで漕いだりすることから始められるので、自分のペースで水に慣れることができるでしょう。
実際に、全国の海水浴場では、小さな子どもたちがボディボードで波と戯れる光景がよく見られます。
また、穏やかな湾内や湖では、家族連れやカップルがSUPクルージングを楽しむ姿も珍しくありません。
このように、立つことを目標としないボディボードや、安定性抜群のSUPサーフィンは、運動神経を気にすることなく、純粋に水の上で遊ぶ楽しさを体験させてくれます。
気軽に始められるため、サーフィンの最初の一歩として最適です。
かえでちゃん
海の近くに住んでいませんが、湖や川でも楽しめる種類はありますか?
まさとくん
はい、海から離れた場所でも楽しめるサーフィンはたくさんあります。
具体的には、ウィンドサーフィン、SUPサーフィン、ウェイクサーフィン、そしてリバーサーフィンが代表的です。
これらのスタイルは、海の波を必要としないのが大きな特徴です。
ウィンドサーフィンは風の力で進むため、安定した風が吹く湖は絶好のゲレンデとなります。
SUPサーフィンは穏やかな水面でも楽しめるため、湖でのクルージングやSUPヨガにぴったりです。
また、ウェイクサーフィンはモーターボートが作る波を利用するので、波のない湖や大きな川が主なフィールドになります。
例えば、琵琶湖や浜名湖、本栖湖などはウィンドサーフィンやウェイクサーフィンのメッカとして有名です。
埼玉県長瀞町のように、川の流れを利用したリバーサーフィンのスポットも存在します。
最近では、都市部でも人工波でサーフィンが楽しめる施設が登場しており、選択肢はさらに広がっています。
海が近くにないからといって、サーフィンを諦める必要はまったくありません。
湖や川といった身近な水辺をフィールドに、あなたに合ったスタイルで波乗りや水上散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。
一人でも始めやすいサーフィンの種類は?
一人で気軽に始めたい、という方にはSUPサーフィンやボディボードが向いています。
ただし、どんなウォータースポーツでも安全が第一なので、最初は管理された安全な場所で試すのが大前提です。
これらの種類が一人でも始めやすい理由は、道具が比較的シンプルで、基本的な動作の習得が難しくない点にあります。
ボディボードはボードと足ひれ(フィン)だけで始められ、浅瀬の小さな波でも十分に楽しめます。
SUPもボードとパドルがあれば、穏やかな水面で気軽に漕ぎ出すことが可能です。
どちらも、一度スクールで基礎と安全知識を学べば、その後は一人で練習しやすいでしょう。
例えば、ライフセーバーがいる海水浴場でボディボードを練習したり、静かな湖でSUPのパドリング技術を磨いたりするのは、良いスタートの切り方です。
一人で静かに自然と向き合う時間は、グループで楽しむのとはまた違った魅力があります。
もちろん、サーフィンは仲間と情報を交換しながら上達する楽しさもありますが、自分のペースでじっくり始めたい方にとって、SUPやボディボードは最適な選択肢です。
まずは体験スクールに参加し、安全に楽しむための第一歩を踏み出してみることを強くおすすめします。
かえでちゃん
【まとめ】サーフィンの種類
この記事では、8種類のサーフィンとその魅力についてご紹介しました。
王道のサーフィンはもちろん、風やボートの力を借りるもの、さらには海のない場所で楽しめるものまで、サーフィンの世界は想像以上に奥深いものです。
運動が苦手な方でも、ボディボードやSUPなら気軽に波乗りの楽しさを体験できるでしょう。
また、湖や川があなたの新しい遊び場になるかもしれません。
それぞれの特徴を参考に、ぜひご自分にぴったりのスタイルを見つけてください。
コメントを残す