サーフィンでおすすめの時期はいつ?
初心者がサーフィンを始めるなら何月がいい?
結論からいうと、サーフィンは年中いつでも楽しむことができ、始める時期もいつでもかまいません。
しかし「より楽しみやすい時期」や「初心者が始めやすい時期」はあります。
本記事では上記の時期を解説しつつ、季節ごとに適したウェットスーツの種類などをまとめます。
ぜひ本記事を参考にして、シーズンごとに適したスタイルでサーフィンライフを楽しみましょう。
- サーフィンにおすすめの時期は7~9月
- 水温も気温も高く波も良い
- 水着でもOKなのでウェットスーツも不要
- 初心者が始めやすい時期は9〜11月
- 夏はベストシーズンだが人が多い
- 初心者にはサーファー同士のルールが難しい
- 秋なら人も少なく水温もまだ高い上に波も良い
- 春や冬もウェットスーツを工夫すれば快適
目次
サーフィンでおすすめの時期は7〜9月(夏)
サーフィンでおすすめの時期は7〜9月(夏)です。
理由は以下のとおりです。
- 台風などの影響で波が上がりやすい
- 水温と気温が年間で最も高く水着でも快適
- 水着でも良いため初期費用を節約できる
台風などの影響で波が上がりやすい
7月〜9月は波が上がりやすいシーズンです。
このため、波がない状態(フラット)でサーフィンができない、というケースも少なくなります。
波が上がるのは基本的に良いことですが、初心者の場合、波の高さが胸以上になると危険なので注意しましょう。
7〜9月には台風があり、台風の影響によっても波に良いうねりが出ます。
かえでちゃん
水温と気温が年間で最も高く水着でも快適
年間で水温が最も高くなる時期は8月末であり、8月と9月は年間で最も水温が高い月です。
水温は気温より遅れて温かくなるため、7月はまだ少し冷たいことがあるものの、7〜9月は「年間で最も水温が高い時期」といえます。
この時期は水着でサーフィンをできるため、ウェットスーツを着脱したり、洗濯して乾燥させたりする手間がなくなることが利点です。
10月は水温はまだ7月と同程度であるものの、気温が低いため水着でのサーフィンは厳しくなります。
まさとくん
水着でも良いため初期費用を節約できる
水着でサーフィンをできればウェットスーツが不要であるため、初期費用を抑えることができます。
ウェットスーツはリーズナブルなウェットスーツでも、1着3万円程度と高価です。
7〜9月に水着でスタートすれば、こうした初期費用がかかりません。
かえでちゃん
初心者におすすめのサーフィンの時期は秋(9〜11月)
初心者におすすめのサーフィンの時期は秋です。
理由は以下のとおりです。
- 水温が十分に高く快適
- 良質なうねりが多く波に乗りやすい
- オフショアで面ツルな日が多くコンディションが良い
- 混雑が少なくサーファー同士のルールで混乱しない
水温が十分に高く快適
海水温は気温と比較して2ヶ月ほど遅れて高くなります。
単純なイメージでいうと、7〜8月の水温は、5〜6月の気温が反映されているため、意外に冷たいです。
一方、9〜10月の水温は7〜8月の気温が反映されているため、温かくなります。
まさとくん
良質なうねりが多く波に乗りやすい
秋は、フィリピンの沖合で台風や温帯低気圧などが集中して発生する時期です。
そのため、日本の沿岸に波のうねりが多く届き、良いサイズの波を期待できます。
かえでちゃん
オフショアで面ツルな日が多くコンディションが良い
特に太平洋側では、秋は南風から北風に変わる季節です。
そのため、岸から波に向かって吹く風(オフショア)が多くなることが特徴です。
オフショアが多くなると、面ツル(波面がガラスのようにつるつるな状態)な時間が増えます。
これにより、ベストのコンディションでのサーフィンをしやすくなります。
まさとくん
混雑が少なくサーファー同士のルールで混乱しない
初心者が気軽に挑戦しやすいシーズンは夏です。
しかし、ビーチが混雑していることがデメリットです。
サーフィンには、以下のように守るべきルールが多くあります。
- 1つの波には1人しか乗ってはいけない
- 前乗り(割り込み)をしてはいけない
人が多ければ、これらのルールに関するトラブルにも遭いやすくなります。
人が少ない冬はこうしたトラブルが少なくなりますが、その分厚手のウェットスーツで動きにくくなります。
かえでちゃん
【時期別】サーフィンでおすすめのウェットスーツ
時期別(季節別)のサーフィンでおすすめのウェットスーツを一覧にすると、以下の通りです。
季節(月の目安) | おすすめのウェットスーツ |
---|---|
春(3〜5月) | フルスーツ・セミドライスーツなど |
夏(6〜8月) | スプリング・ショートジョンなど |
秋(9〜11月) | ロングスリーブスプリングなど |
冬(12〜2月) | セミドライスーツ・サーフブーツなど |
ここでは湘南エリアと同程度の気候を「標準的な気候」とし、四国や九州などを「暖かいエリア」、東北や北海道などを「涼しいエリア」としています。
まさとくん
春:フルスーツ・セミドライスーツなど
春(3〜5月)は、標準的な気候であれば「セミドライスーツ、フルスーツ」などがおすすめです。
3月はまだ水温が低いため、サーフブーツが必要となることもあります。
暖かいエリアでは、3月からフルスーツ、5月にはシーガルが適していることもあります。
かえでちゃん
夏:スプリング・ショートジョンなど
夏(6〜8月)は、標準的な気候であれば「スプリング、ショートジョン、タッパー(ジャケット)、シーガル」などがおすすめです。
6月はシーガル、7月はスプリング、8月はショートジョンやタッパー(ジャケット)が適した日が多くなります。
暖かいエリアでは6月にスプリング、7月にショートジョン、8月にタッパー(ジャケット)でも良いでしょう。
まさとくん
秋:ロングスリーブスプリングなど
秋(9〜11月)は、標準的な気候であれば「スプリング、ロングスリーブスプリング、フルスーツ」などがおすすめです。
9月はスプリング、10月はロングスリーブスプリング、11月はフルスーツが一つの目安となります。
暖かいエリアでは9月にショートジョン、10月と11月はロングスリーブスプリングなどが良いでしょう。
かえでちゃん
冬:セミドライスーツ・サーフブーツなど
冬(12〜2月)は、標準的な同程度の気候であれば「セミドライスーツ、サーフブーツ」などがおすすめです。
12月はサーフブーツなしでも良い日が多いでしょうが、1月と2月はブーツが必要になることが多いでしょう。
暖かいエリアでは12月にフルスーツ、1月と2月にセミドライスーツが目安となります。
まさとくん
サーフィンの時期に関してよくある質問
サーフィンの時期に関してよくある質問は、以下の通りです。
- 冬でもサーフィンはできますか?
- サーフィンを始めるなら何月がベストですか?
- 日本海のサーフィンシーズンはいつですか?
- サーフィンは梅雨でもできる?
冬でもサーフィンはできますか?
サーフィンは冬でもできます。
冬シーズン用のウェットスーツやサーフグローブなどのアイテムで防寒対策をすることで、北海道などの寒冷地でも冬サーフィンを楽しめます。
本州の標準的な気候の場合、冬でも風が弱い日には海水温15~20度と、意外に温暖です。
特に太平洋側は日本海側よりも水温が高く、冬でもサーフィンを楽しむ人で賑わっています。
かえでちゃん
サーフィンを始めるなら何月がベストですか?
サーフィンを始めるベストの月は9〜11月です。
この3カ月がベストの期間であるため、一つの月に絞るのであれば、期間の最初である「9月」といえるでしょう。
この時期は水温がまだ高く波も強く、夏よりも人が少ないため練習をしやすくなります。
まさとくん
日本海のサーフィンシーズンはいつですか?
日本海のサーフィンシーズンは、波の大きさについていえば「晩秋から早春まで」がベストの時期といえます。
月でいえば11月〜3月程度です。
かえでちゃん
サーフィンは梅雨でもできる?
サーフィンは梅雨のシーズンでも問題なくできます。
もともとサーフィンは雨の影響を受けず、むしろ「雨で波が高くなること、人が少なくなること」から有利な天気ともいえます。
波の良し悪しは水量だけでなく風も関わるため、波の質は7月〜11月の方が良くなります。
しかし、梅雨だから不利になることは特にないといえるでしょう。
まさとくん
【まとめ】サーフィンの時期はいつがベスト?
サーフィンでおすすめの時期は7~9月です。
波が上がりやすく、水温も気温も高いため水着でも快適にサーフィンを楽しめます。
水着ならウェットスーツが不要なため、着脱や洗濯の手間もかかりません。
一方、この時期はサーファーが多いため、初心者にとってはサーファー同士のルールを守るのが難しく感じられることもあるでしょう。
そのため、初心者がサーフィンを始める時期としては、人が少なくなり水温もまだ高い9月〜11月もおすすめです。
この時期は波も強く、太平洋側ならオフショアの風が吹くため、海面が「面ツル」になりやすいことも利点です。
上記の時期以外でも、サーフィンはウェットスーツなどのアイテムを揃えることで、春や冬も含めて年中いつでも楽しめます。
かえでちゃん
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