サーフィンでおすすめの時期は?初心者が始めるベストな月も解説!

サーフィンでおすすめの時期は?

サーフィンでおすすめの時期はいつ?

初心者がサーフィンを始めるなら何月がいい?

サーフィンに興味を持った時、上のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?

結論からいうと、サーフィンは年中いつでも楽しむことができ、始める時期もいつでもかまいません。

しかし「より楽しみやすい時期」や「初心者が始めやすい時期」はあります。

本記事では上記の時期を解説しつつ、季節ごとに適したウェットスーツの種類などをまとめます。

ぜひ本記事を参考にして、シーズンごとに適したスタイルでサーフィンライフを楽しみましょう。

この記事をまとめると…
  • サーフィンにおすすめの時期は7~9月
  • 水温も気温も高く波も良い
  • 水着でもOKなのでウェットスーツも不要
  • 初心者が始めやすい時期は9〜11月
  • 夏はベストシーズンだが人が多い
  • 初心者にはサーファー同士のルールが難しい
  • 秋なら人も少なく水温もまだ高い上に波も良い
  • 春や冬もウェットスーツを工夫すれば快適
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NSA会員とは、日本サーフィン連盟による、サーフィンライフを充実させるサービスが利用できる会員制度です。

会員種別年会費(税込)
正会員大人:8,000円
小人:5,000円
オープン会員3,500円

会員種別は2種類、波情報無料配信や級別大会の出場経験などが得られる。

正会員になると、サーフィン検定5級免除やNSA主催大会の出場資格も。

レベルや目的に応じて会員種別が選べ、サーフィンのモチベーションアップにも◎。

これからサーフィンを始めようとしている人、スキルアップを目指したい人は、NSA会員を活用してみてください。

サーフィンでおすすめの時期は7〜9月(夏)

サーフィンでおすすめの時期は7〜9月(夏)

サーフィンでおすすめの時期は7〜9月(夏)です。

理由は以下のとおりです。

7〜9月がおすすめの理由
  • 台風などの影響で波が上がりやすい
  • 水温と気温が年間で最も高く水着でも快適
  • 水着でも良いため初期費用を節約できる

台風などの影響で波が上がりやすい

7月〜9月は波が上がりやすいシーズンです。

このため、波がない状態(フラット)でサーフィンができない、というケースも少なくなります。

波が上がるのは基本的に良いことですが、初心者の場合、波の高さが胸以上になると危険なので注意しましょう。

7〜9月には台風があり、台風の影響によっても波に良いうねりが出ます。

ただし、台風の前後でのサーフィンにはリスクもあるため、気候の変化に注意する必要があります。

かえでちゃん

水温と気温が年間で最も高く水着でも快適

年間で水温が最も高くなる時期は8月末であり、8月と9月は年間で最も水温が高い月です。

水温は気温より遅れて温かくなるため、7月はまだ少し冷たいことがあるものの、7〜9月は「年間で最も水温が高い時期」といえます。

この時期は水着でサーフィンをできるため、ウェットスーツを着脱したり、洗濯して乾燥させたりする手間がなくなることが利点です。

10月は水温はまだ7月と同程度であるものの、気温が低いため水着でのサーフィンは厳しくなります。

まさとくん

気温も水温も両方高いという点で、7〜9月はサーフィンにベストのシーズンです。

水着でも良いため初期費用を節約できる

水着でサーフィンをできればウェットスーツが不要であるため、初期費用を抑えることができます。

ウェットスーツはリーズナブルなウェットスーツでも1着3万円程度と高価です。

7〜9月に水着でスタートすれば、こうした初期費用がかかりません。

始めたばかりのスポーツは挫折する可能性もあるため、初期費用は基本的に抑えるべきです。

かえでちゃん

初心者におすすめのサーフィンの時期は秋(9〜11月)

初心者におすすめのサーフィンの時期は秋(9〜11月)

初心者におすすめのサーフィンの時期は秋です。

理由は以下のとおりです。

秋がサーフィン初心者におすすめの理由
  • 水温が十分に高く快適
  • 良質なうねりが多く波に乗りやすい
  • オフショアで面ツルな日が多くコンディションが良い
  • 混雑が少なくサーファー同士のルールで混乱しない

水温が十分に高く快適

海水温は気温と比較して2ヶ月ほど遅れて高くなります。

単純なイメージでいうと、7〜8月の水温は、5〜6月の気温が反映されているため、意外に冷たいです。

一方、9〜10月の水温は7〜8月の気温が反映されているため、温かくなります。

まさとくん

この水温の高さは11月中旬頃まで続きます。

良質なうねりが多く波に乗りやすい

秋は、フィリピンの沖合で台風や温帯低気圧などが集中して発生する時期です。

そのため、日本の沿岸に波のうねりが多く届き、良いサイズの波を期待できます。

夏は高気圧が強くなるため、こうしたうねりが逆に少なくなります。

かえでちゃん

オフショアで面ツルな日が多くコンディションが良い

特に太平洋側では、秋は南風から北風に変わる季節です。

そのため、岸から波に向かって吹く風(オフショア)が多くなることが特徴です。

オフショアが多くなると、面ツル(波面がガラスのようにつるつるな状態)な時間が増えます。

これにより、ベストのコンディションでのサーフィンをしやすくなります。

まさとくん

オフショアも含めて、風向きについては「サーフィンと風の向き」を参考にしてみましょう!

混雑が少なくサーファー同士のルールで混乱しない

初心者が気軽に挑戦しやすいシーズンは夏です。

しかし、ビーチが混雑していることがデメリットです。

サーフィンには、以下のように守るべきルールが多くあります。

サーフィンで守るべきルール
  • 1つの波には1人しか乗ってはいけない
  • 前乗り(割り込み)をしてはいけない

人が多ければ、これらのルールに関するトラブルにも遭いやすくなります。

人が少ない冬はこうしたトラブルが少なくなりますが、その分厚手のウェットスーツで動きにくくなります。

そのため、適度に人が少なく、厚手のウェットスーツもいらない秋がおすすめです。

かえでちゃん

【時期別】サーフィンでおすすめのウェットスーツ

【時期別】サーフィンでおすすめのウェットスーツ

時期別(季節別)のサーフィンでおすすめのウェットスーツを一覧にすると、以下の通りです。

季節(月の目安)おすすめのウェットスーツ
春(3〜5月)フルスーツ・セミドライスーツなど
夏(6〜8月)スプリング・ショートジョンなど
秋(9〜11月)ロングスリーブスプリングなど
冬(12〜2月)セミドライスーツ・サーフブーツなど

ここでは湘南エリアと同程度の気候を「標準的な気候」とし、四国や九州などを「暖かいエリア」、東北や北海道などを「涼しいエリア」としています。

まさとくん

それぞれのウェットスーツの種類については「サーフィンのウェットスーツ」の記事を参考にしてみましょう。

春:フルスーツ・セミドライスーツなど

春(3〜5月)は、標準的な気候であれば「セミドライスーツ、フルスーツ」などがおすすめです。

3月はまだ水温が低いため、サーフブーツが必要となることもあります。

暖かいエリアでは、3月からフルスーツ、5月にはシーガルが適していることもあります。

涼しいエリアでは、5月までセミドライスーツとサーフブーツが必要で、3月と4月はサーフキャップやサーフグローブも必要なケースが多いでしょう。

かえでちゃん

夏:スプリング・ショートジョンなど

夏(6〜8月)は、標準的な気候であれば「スプリング、ショートジョン、タッパー(ジャケット)、シーガル」などがおすすめです。

6月はシーガル、7月はスプリング、8月はショートジョンやタッパー(ジャケット)が適した日が多くなります。

暖かいエリアでは6月にスプリング、7月にショートジョン、8月にタッパー(ジャケット)でも良いでしょう。

まさとくん

涼しいエリアでは6月にセミドライスーツ、7月にフルスーツ、8月にシーガルなどがおすすめです。

秋:ロングスリーブスプリングなど

秋(9〜11月)は、標準的な気候であれば「スプリング、ロングスリーブスプリング、フルスーツ」などがおすすめです。

9月はスプリング、10月はロングスリーブスプリング、11月はフルスーツが一つの目安となります。

暖かいエリアでは9月にショートジョン、10月と11月はロングスリーブスプリングなどが良いでしょう。

涼しいエリアでは9月にシーガル、10月にフルスーツ、11月にセミドライスーツなどがおすすめです。

かえでちゃん

冬:セミドライスーツ・サーフブーツなど

冬(12〜2月)は、標準的な同程度の気候であれば「セミドライスーツ、サーフブーツ」などがおすすめです。

12月はサーフブーツなしでも良い日が多いでしょうが、1月と2月はブーツが必要になることが多いでしょう。

暖かいエリアでは12月にフルスーツ、1月と2月にセミドライスーツが目安となります。

まさとくん

涼しいエリアでは12月〜2月を通してセミドライスーツ、サーフブーツ、サーフグローブ、サーフキャップの着用をおすすめします。

サーフィンの時期に関してよくある質問

サーフィンの時期に関してよくある質問

サーフィンの時期に関してよくある質問は、以下の通りです。

サーフィンの時期に関してよくある質問
  • 冬でもサーフィンはできますか?
  • サーフィンを始めるなら何月がベストですか?
  • 日本海のサーフィンシーズンはいつですか?
  • サーフィンは梅雨でもできる?

冬でもサーフィンはできますか?

サーフィンは冬でもできます。

冬シーズン用のウェットスーツやサーフグローブなどのアイテムで防寒対策をすることで、北海道などの寒冷地でも冬サーフィンを楽しめます。

本州の標準的な気候の場合、冬でも風が弱い日には海水温15~20度と、意外に温暖です。

特に太平洋側は日本海側よりも水温が高く、冬でもサーフィンを楽しむ人で賑わっています。

とはいえ、夏のベストシーズンほどではないため、ビーチが空いており、その分練習しやすいことも利点です。

かえでちゃん

サーフィンを始めるなら何月がベストですか?

サーフィンを始めるベストの月は9〜11月です。

この3カ月がベストの期間であるため、一つの月に絞るのであれば、期間の最初である「9月」といえるでしょう。

この時期は水温がまだ高く波も強く、夏よりも人が少ないため練習をしやすくなります。

まさとくん

初心者に限らず中上級者の中でも、9〜11月をベストシーズンと考えているサーファーは多くいます。

日本海のサーフィンシーズンはいつですか?

日本海のサーフィンシーズンは、波の大きさについていえば「晩秋から早春まで」がベストの時期といえます。

月でいえば11月〜3月程度です。

この時期は西高東低の「冬型の気圧配置」になり、北西からの季節風が吹くことで、日本海に大きなシケ(海の荒れ)が起こります。

かえでちゃん

サーフィンは梅雨でもできる?

サーフィンは梅雨のシーズンでも問題なくできます

もともとサーフィンは雨の影響を受けず、むしろ「雨で波が高くなること、人が少なくなること」から有利な天気ともいえます。

波の良し悪しは水量だけでなく風も関わるため、波の質は7月〜11月の方が良くなります。

しかし、梅雨だから不利になることは特にないといえるでしょう。

まさとくん

サーフィンと雨の関係については「サーフィンは雨でもできる?」の記事を参考にしてみましょう。

【まとめ】サーフィンの時期はいつがベスト?

【まとめ】サーフィンの時期はいつがベスト?

サーフィンでおすすめの時期は7~9月です。

波が上がりやすく、水温も気温も高いため水着でも快適にサーフィンを楽しめます。

水着ならウェットスーツが不要なため、着脱や洗濯の手間もかかりません。

一方、この時期はサーファーが多いため、初心者にとってはサーファー同士のルールを守るのが難しく感じられることもあるでしょう。

そのため、初心者がサーフィンを始める時期としては、人が少なくなり水温もまだ高い9月〜11月もおすすめです。

この時期は波も強く、太平洋側ならオフショアの風が吹くため、海面が「面ツル」になりやすいことも利点です。

上記の時期以外でも、サーフィンはウェットスーツなどのアイテムを揃えることで、春や冬も含めて年中いつでも楽しめます。

そのため「やってみたい」と思ったら季節を問わずにチャレンジしてみるのが良いでしょう!

かえでちゃん

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